地場タインコン・グループと韓国・現代自動車の合弁会社である現代タインコンは12日、2024年7月の現代車の販売台数が5329台だったと発表した。増減は明示していないが、過去の発表に照らし合わせると前年同月比32.1％増となる。

　同社はベトナム自動車工業会（VAMA）非加盟。そのためVAMAが発表する販売ランキングに入っていないが、VAMAの発表に照らし合わせると、VAMAで首位のトヨタ（6479台）を下回った。

　モデル別では小型車「アクセント」が985台で最多。ただ前年同月を28.4％下回った。これにスポーツ多目的車（SUV）「クレタ」が24.5％増の686台、輸入完成車（CBU）のミニバン「スターゲイザー」が4.1倍の618台、SUV「ツーソン」が2倍の525台、SUV「サンタフェ」が73.8％増の573台で続いた。乗用車ではスターゲイザーのみ輸入。残りの乗用車は完全ノックダウン車（CKD）で、販売台数は乗用車全体の86.1％に当たる3814台だった。輸入車と現地組立車がある商用車は26.7％増の897台だった。

　1～7月の販売台数は前年同期比7.3％減の2万9710台。VAMAで首位のトヨタ（2万8816台）をやや上回った。


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