牛丼店「松屋」などを展開する松屋フーズホールディングスは21日、ホーチミン市に子会社を設立したと発表した。具体的な出店時期は発表していないが、多店舗展開を予定する。アジアを中心とした海外展開を進めており、東南アジアは初進出となる。

　子会社の松屋フーズ・ベトナムを先月9日付で設立した。昨年10月にインターンシップ協定を締結した中部ダナン市の国立ダナン外国語大学の学生を日本の自社施設で受け入れ、接客サービスなどの教育を行って幹部候補生を育成する。

　松屋フーズは同日、香港にも子会社を設立したと発表した。今年1月末時点で海外では中国上海市に7店舗、台湾に7店舗を展開。日本国内では1244店舗を運営している。

　他の牛丼店大手では、ゼンショーホールディングスの「すき家」、吉野家ホールディングスの「吉野家」が既にベトナムに進出している。


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