シンガポール統計局が発表した2023年第3四半期のサービス業売上高指数（卸小売り、ホテル、外食サービスを除く、14年＝100）は152.9となり、前年同期から3.2％上昇した。上昇は10四半期連続。ただ、上昇率は前四半期の3.8％から減速した。
　9分野のうち7分野がプラス。新型コロナウイルス禍から回復する中、スポーツ関連など娯楽・個人サービス（20.8％上昇）の上昇幅が最も大きかった。他に情報・通信（15.0％上昇）や金融・保険（11.7％上昇）も2桁のプラス。一方、海運の運賃低下を受けて運輸・倉庫（20.7％低下）は落ち込んだ。
　前四半期比（季節調整なし）では全体の指数が1.9％上昇。7分野がプラスとなり、上昇幅は娯楽・個人サービス（9.9％上昇）が最も大きかった。


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