ニュース 2023/10/17 21:59
シンガポール:9月の輸出13%減、電子の2桁減続く
経済・統計 貿易 シンガポール
【亜州ビジネス編集部】シンガポール企業庁が17日発表した2023年9月の輸出額(石油と再輸出を除くNODX)は、前年同月比13.2%減の140億9963万シンガポールドル(約1兆5400億円)だった。前年同月を下回るのは12カ月連続。主力の電子製品(11.6%減)で2桁のマイナスが続いている。
電子製品は14カ月連続の前年割れ。同分野の5割近くを占める集積回路(IC、16.2%減)が低迷しており、マレーシア向けのIC輸出は3割減と落ち込みが大きかった。一方、通信機器(58.6%増)は5月以降に5割前後のプラスで推移している。
非電子製品(13.6%減)は12カ月連続のマイナス。非貨幣用金(59.6%減)や医薬品(31.2%減)が低調だった。
主要国・地域への輸出では、台湾(34.9%減)やインドネシア(45.2%減)の落ち込みが大きく、台湾向けは特殊機械や計測機器が振るわなかった。対日輸出(27.2%減)は7カ月連続の前年割れ。電子製品(17.8%増)が拡大したものの、非電子製品(35.7%減)が落ち込んだ。
一方、国別最大の中国(26.2%増)や2番目に大きい米国(9.7%増)は増加。中国向けは3カ月ぶりのプラスで、非電子製品が拡大した。
内容についてのお問い合わせは<info@ashuir.com>まで。
電子製品は14カ月連続の前年割れ。同分野の5割近くを占める集積回路(IC、16.2%減)が低迷しており、マレーシア向けのIC輸出は3割減と落ち込みが大きかった。一方、通信機器(58.6%増)は5月以降に5割前後のプラスで推移している。
非電子製品(13.6%減)は12カ月連続のマイナス。非貨幣用金(59.6%減)や医薬品(31.2%減)が低調だった。
主要国・地域への輸出では、台湾(34.9%減)やインドネシア(45.2%減)の落ち込みが大きく、台湾向けは特殊機械や計測機器が振るわなかった。対日輸出(27.2%減)は7カ月連続の前年割れ。電子製品(17.8%増)が拡大したものの、非電子製品(35.7%減)が落ち込んだ。
一方、国別最大の中国(26.2%増)や2番目に大きい米国(9.7%増)は増加。中国向けは3カ月ぶりのプラスで、非電子製品が拡大した。
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