ベトナムの新興電動バイクメーカー、セレックス・モーターズは、フィリピンへの輸出を開始した。同社にとって海外初進出で、電動バイク「セレックス・キャメル」と電池交換システムを販売する。カフェFなどが24日付で伝えた。

　同モデルは2022年11月にベトナム国内で発売した。物流業界向けに特化し、最大積載量は225キログラム。3個の電池パックを搭載可能で、航続距離は150キロメートルとなる。宅配に使うエンジンバイクより燃費を25～35％、保守費用を50％削減できるとしている。

　電池交換システムには、電池や電池交換所、アプリが含まれ、わずか2分で電池交換できることを売りにしている。

　セレックスのバイクは部品の国産化率が70％を超える。今後は東南アジアでフィリピン以外への輸出も目指すとしている。


内容についてのお問い合わせは＜info@ashuir.com＞まで。