ニュース 2024/03/10 20:49
シンガポール:台湾AUO、東部工場を4億Sドルで売り出し
電子・電気 シンガポール
【亜州ビジネス編集部】台湾のディスプレー最大手、友達光電(AUO)は、東部タンピネスにある工場を4億シンガポール(約444億円)で売りに出した。昨年末で操業を終了しており、工場棟と一部設備を売却する。ビジネスタイムズが6日付で伝えた。
工場は6階建てで、敷地面積が約9万2700平方メートル、総床面積が約17万6500平方メートル。建屋の6割近くがクリーンルームで、一部設備とともに売却する。半導体やウエハーなど電子部品の製造に最適という。工業団地管理の政府機関ジュロン・タウン公社(JTC)との土地賃貸契約は35年残っている。
AUOはこの工場を2010年に東芝から取得。金額は明らかにしていないが、当時の報道では1億5100万シンガポールとも言われた。4.5世代液晶パネル(LCD)を製造していたが、有機EL(OLED)ディスプレーの普及拡大に伴うLCD需要の低下を受け、生産体制を再構築する中で昨年末に操業を停止した。
内容についてのお問い合わせは<info@ashuir.com>まで。
工場は6階建てで、敷地面積が約9万2700平方メートル、総床面積が約17万6500平方メートル。建屋の6割近くがクリーンルームで、一部設備とともに売却する。半導体やウエハーなど電子部品の製造に最適という。工業団地管理の政府機関ジュロン・タウン公社(JTC)との土地賃貸契約は35年残っている。
AUOはこの工場を2010年に東芝から取得。金額は明らかにしていないが、当時の報道では1億5100万シンガポールとも言われた。4.5世代液晶パネル(LCD)を製造していたが、有機EL(OLED)ディスプレーの普及拡大に伴うLCD需要の低下を受け、生産体制を再構築する中で昨年末に操業を停止した。
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