自動車事業を主軸とする複合企業アストラ・インターナショナルは、2019年の自動車・バイク部門の純利益が1％減の8兆4000億ルピア（約635億円）だったと発表した。消費低迷の影響を受けたとしている。ジャカルタポストが2月28日付で伝えた。

　自動車の販売台数は8％減の53万6000台。11％減だった業界全体よりも落ち込み幅は小さかった。一方、バイク販売は3％増の490万台だった。

　アストラは自動車とバイクのほか、農業や鉱業、金融サービスなどを手掛ける。19年の全体の売上高は1％減の237兆2000億ルピア、純利益は前年から横ばいの21兆7000億ルピアだった。

　19年末時点の純有利子負債額は22兆2000億ルピアで、1年前から70.8％増加。配車アプリ大手ゴジェックや有料道路建設への投資に加え、金山の権益取得で借り入れを増やしたことが背景にある。


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