ニュース 2024/03/19 20:56
シンガポール:中国・小鵬が年内にEV販売開始へ、代理店を指名
自動車 電子・電気 シンガポール
【亜州ビジネス編集部】中国の電気自動車(EV)メーカーである小鵬汽車(エックスポン)は、今年下半期にシンガポール市場に参入する。情報筋が明かしたもので、自動車販売のプレミアム・オートモービルズを代理店に指名した。ストレーツタイムズが18日付で伝えた。
第1弾に投入するモデルはスポーツ多目的車(SUV)「G6」となるもよう。米テスラの「モデルY」と同じDセグメントSUVで、フル充電で580キロメートル走行可能としている。
小鵬汽車は2014年設立で、中国や欧州でEVを販売する。これまでは左ハンドル車を販売していたが、このほどG6の右ハンドル車で香港市場に参入すると発表。これを皮切りに東南アジアにも進出する意向で、マレーシアではマツダ車などを販売するベルマツオート(BAUTO)と代理店契約を締結した。また、タイでは同国の国営石油PTTなど地場企業が今月初めに合弁販売会社のXモビリティー(タイランド)を設立している。
プレミアムが中国EVの代理店となるのは、吉利汽車傘下の高級EVブランド「ジーカー(極コク)」に次いで2ブランド目となる。シンガポールで新車販売に占めるEVの割合が21年の3.8%、22年の11.7%から23年に18.1%と急上昇していることから、テスラに対抗する中国車で需要の取り込みを図る。
内容についてのお問い合わせは<info@ashuir.com>まで。
第1弾に投入するモデルはスポーツ多目的車(SUV)「G6」となるもよう。米テスラの「モデルY」と同じDセグメントSUVで、フル充電で580キロメートル走行可能としている。
小鵬汽車は2014年設立で、中国や欧州でEVを販売する。これまでは左ハンドル車を販売していたが、このほどG6の右ハンドル車で香港市場に参入すると発表。これを皮切りに東南アジアにも進出する意向で、マレーシアではマツダ車などを販売するベルマツオート(BAUTO)と代理店契約を締結した。また、タイでは同国の国営石油PTTなど地場企業が今月初めに合弁販売会社のXモビリティー(タイランド)を設立している。
プレミアムが中国EVの代理店となるのは、吉利汽車傘下の高級EVブランド「ジーカー(極コク)」に次いで2ブランド目となる。シンガポールで新車販売に占めるEVの割合が21年の3.8%、22年の11.7%から23年に18.1%と急上昇していることから、テスラに対抗する中国車で需要の取り込みを図る。
内容についてのお問い合わせは<info@ashuir.com>まで。