ニュース 2023/10/26 23:59
シンガポール:9月の工業生産2%減、電子は2桁のプラス
経済・統計 工業生産 シンガポール
【亜州ビジネス編集部】シンガポール経済開発庁(EDB)が26日発表した2023年9月の鉱工業生産指数(19年=100)は123.9となり、前年同月比で2.1%低下した。前年割れは12カ月連続。ただ、下落幅は前月(11.6%低下)から縮小した。主力の電子(10.2%上昇)が2カ月ぶりに前年同月を上回った。季節調整済みの前月比では10.7%上昇と2カ月ぶりのプラスだった。
6分野のうち電子と輸送エンジニアリング(13.2%上昇)が前年同月比でプラス。電子では半導体(13.5%上昇)が2カ月ぶりにプラス転換し、情報通信機器・消費者電子機器(21.6%上昇)も大きく伸びた。一方、コンピューター周辺機器・データ記憶装置(22.7%低下)は2桁のマイナスが続いている。輸送エンジニアリング(13.2%上昇)は8カ月連続の2桁上昇で、石油・ガス田の海上設備や航空部品などの生産が拡大した。
一方、残り4分野はいずれも2桁のマイナスだった。精密エンジニアリング(10.4%低下)は半導体設備やプロセス機器、精密部品などの生産が減少。化学(12.9%低下)はプラントの保守整備や海外の需要減退の影響があった。
内容についてのお問い合わせは<info@ashuir.com>まで。
6分野のうち電子と輸送エンジニアリング(13.2%上昇)が前年同月比でプラス。電子では半導体(13.5%上昇)が2カ月ぶりにプラス転換し、情報通信機器・消費者電子機器(21.6%上昇)も大きく伸びた。一方、コンピューター周辺機器・データ記憶装置(22.7%低下)は2桁のマイナスが続いている。輸送エンジニアリング(13.2%上昇)は8カ月連続の2桁上昇で、石油・ガス田の海上設備や航空部品などの生産が拡大した。
一方、残り4分野はいずれも2桁のマイナスだった。精密エンジニアリング(10.4%低下)は半導体設備やプロセス機器、精密部品などの生産が減少。化学(12.9%低下)はプラントの保守整備や海外の需要減退の影響があった。
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