ニュース 2025/04/08 20:55
フィリピン:2月の失業率3.8%、2カ月ぶり低下 
経済・統計 労働 フィリピン
就業者数が前月比で0.9%増の5109万2000人に拡大する一方、失業者数は10.5%減の193万7000人と落ち込んだ。15~24歳の若年層の失業者が15.4%減り、同年齢層の失業率は前月を1.6ポイント下回る10.4%に改善した。
全体の労働参加率は前月を0.6ポイント上回る64.5%。不完全就業率は3.2ポイント低下し、10.1%だった。不完全就業率は24年5月以来、9カ月ぶりの低さとなった。
失業率は20年4月に新型コロナウイルスの影響で集計開始以来の最高となる17.6%に達した。ただその後はおおむね改善傾向にあり、24年12月は現行基準で最低となる3.1%を記録。1月は例年高い傾向にあり、25年1月は4.3%だった。
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