【亜州ビジネス編集部】ファウンドリー（半導体の受託生産）世界4位の米グローバルファウンドリーズは12日、シンガポールに新工場を開設したと発表した。フル稼働後の年産能力は45万枚（直径300ミリメートル換算）で、現地拠点の年産能力は150万枚に拡大。米国とドイツでも生産増強を進めており、長期的な需要の拡大に対応する。
　2021年に着工し、40億米ドルを投じて建設。同日に開所式を行った。クリーンルームの面積は2万3000平方メートル。1000人を新たに雇用する。昨年6月に生産設備の搬入を開始していた。
　生産される半導体は自動車、スマートフォン、無線通信、IoT（モノのインターネット）機器などの分野に供給する。


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