ニュース 2023/12/18 19:59
シンガポール:11月の輸出1%増、14カ月ぶりプラス
経済・統計 貿易 シンガポール
【亜州ビジネス編集部】シンガポール企業庁が17日発表した2023年11月の輸出額(石油と再輸出を除くNODX)は、前年同月比1.0%増の144億8988万シンガポールドル(約1兆5500億円)だった。前年同月を上回るのは22年9月以来、14カ月ぶり。主力の電子製品(12.7%減)は引き続き落ち込んだものの、医薬品(118.9%増)が大幅に伸びて全体を押し上げた。季節調整済み前月比では0.3%増だった。
主力の電子製品は16カ月連続の前年割れ。同分野の5割近くを占める集積回路(IC、前年同月比18.0%減)の2桁減が続き、パソコン(PC、47.8%減)やプリント基板アセンブリー(PCBA、25.2%減)も大きく減少した。一方、通信機器(29.8%増)は10カ月連続の2桁増で、消費者電子製品(3.6%増)もプラスを維持した。
非電子製品(5.2%増)では医薬品のほか、非貨幣用金(106.5%増)なども増加。前月にプラスだった石油化学製品(7.4%減)は再びマイナスに転じた。
主要国・地域への輸出では、最大の米国(20.5%増)、2番目に大きい中国(13.7%増)が2桁の増加。共に電子製品が落ち込んだものの、非電子製品が拡大した。対日輸出(10.9%減)は9カ月連続のマイナスで、電子製品(40.5%減)、非電子製品(2.5%減)とも前年を割り込んだ。
内容についてのお問い合わせは<info@ashuir.com>まで。
主力の電子製品は16カ月連続の前年割れ。同分野の5割近くを占める集積回路(IC、前年同月比18.0%減)の2桁減が続き、パソコン(PC、47.8%減)やプリント基板アセンブリー(PCBA、25.2%減)も大きく減少した。一方、通信機器(29.8%増)は10カ月連続の2桁増で、消費者電子製品(3.6%増)もプラスを維持した。
非電子製品(5.2%増)では医薬品のほか、非貨幣用金(106.5%増)なども増加。前月にプラスだった石油化学製品(7.4%減)は再びマイナスに転じた。
主要国・地域への輸出では、最大の米国(20.5%増)、2番目に大きい中国(13.7%増)が2桁の増加。共に電子製品が落ち込んだものの、非電子製品が拡大した。対日輸出(10.9%減)は9カ月連続のマイナスで、電子製品(40.5%減)、非電子製品(2.5%減)とも前年を割り込んだ。
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