中国リチウム電池メーカーの東莞市リ能能源科技は、北部ハイズオン省のフータイ工業団地に工場を建設する。投資額は1500万米ドル。ザ・インベスターが23日付で伝えた。

　3月までに投資手続きを終えて着工し、第3四半期中にも製造・人員体制を整えて試験運転に入る。年産能力は、◆ゴルフカート用電池と無停電電源装置（UPS）＝各60万個◆電池管理システム（BMS）＝65万個◆制御装置＝30万個――などで、他にインバーターなども製造。エネルギー管理用のソフトウエアも開発する。

　同社は、家庭用蓄電システムや電動車両、産業機械、再生可能エネルギー向けなどのリチウムイオン電池を製造。主に欧州に製品を輸出している。


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