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  ニュース     2024/02/11 19:59

シンガポール:23年の世帯月収、7.6%増の1万869Sドル 無料記事

【亜州ビジネス編集部】シンガポール統計局が発表した家計調査によると、2023年の世帯月収(中央値)は1万869シンガポールドル(約120万1000円)だった。前年比では名目で7.6%増、物価上昇分を除いた実質で2.8%増。20年に新型コロナウイルス流行の影響で落ち込んだ後、3年連続の増加となる。

 世帯構成員1人当たりの月収は、名目で6.5%増、実質で1.7%増の3500シンガポールドル。5年前の18年と比較した場合の実質伸び率は、世帯月収が3.1%(年率0.6%)、構成員1人当たりの月収が10.5%(同2.0%)となる。

 所得格差を示すジニ係数は0.433と、前年から0.04ポイント低下。政府の社会保障や税制を考慮した所得再分配を考慮した場合は0.371だった。ジニ計数は0~1の間の値を取り、0に近いほど格差が小さいことを示す。


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