ニュース 2024/08/08 20:55
ベトナム:7月の発電量7%増、需給は安定
経済・統計 電力 ベトナム
国営ベトナム電力グループ(EVN)は、2024年7月の国内発電量が277億キロワット時(kWh)となり、前年同月から6.9%増加したと発表した。電力需要に対応できており、年内の需給安定に向けて引き続き尽力するとしている。
1~7月の発電量は1794億4000万kWhで、前年同期から11.5%増加。電源ごとの内訳は石炭火力が53.7%、水力が22.8%、ガス火力が8.2%、再生可能エネルギーが13.4%で、電力輸入は1.7%だった。なお再エネでは、太陽光が全体の8.9%、風力が同4.1%だった。
売電量は1~7月に1604億1000万kWh となり、前年同期から13.5%増加。供給先別では家庭が14.7%増、工業・建設が12.4%増、商業・サービスが15.3%増、農業が13.9%増といずれも2桁のプラスだった。
1~7月の電力インフラ整備の進展状況をみると、中部高原ザーライ省のヤリ水力発電所で第1タービンが稼働を開始。また100~500キロボルト(kW)の送電線の敷設工事62件が完成したほか、新たに55件を開始した。
EVNは、年内の電力需給安定に向け、引き続き気象や燃料の状況を監視するとともに、重要な発電所建設や送電網敷設を推進すると説明。ピーク時間帯の節電も呼び掛けるとしている。
内容についてのお問い合わせは<info@ashuir.com>まで。
1~7月の発電量は1794億4000万kWhで、前年同期から11.5%増加。電源ごとの内訳は石炭火力が53.7%、水力が22.8%、ガス火力が8.2%、再生可能エネルギーが13.4%で、電力輸入は1.7%だった。なお再エネでは、太陽光が全体の8.9%、風力が同4.1%だった。
売電量は1~7月に1604億1000万kWh となり、前年同期から13.5%増加。供給先別では家庭が14.7%増、工業・建設が12.4%増、商業・サービスが15.3%増、農業が13.9%増といずれも2桁のプラスだった。
1~7月の電力インフラ整備の進展状況をみると、中部高原ザーライ省のヤリ水力発電所で第1タービンが稼働を開始。また100~500キロボルト(kW)の送電線の敷設工事62件が完成したほか、新たに55件を開始した。
EVNは、年内の電力需給安定に向け、引き続き気象や燃料の状況を監視するとともに、重要な発電所建設や送電網敷設を推進すると説明。ピーク時間帯の節電も呼び掛けるとしている。
内容についてのお問い合わせは<info@ashuir.com>まで。