「EVT」ブランドの電気バスを生産販売するエレクトリック・ビークルス（タイランド）（EVT）は、電気自動車（EV）用電池の組立工場を建設すると発表した。投資額は1億バーツ（約4億3800万円）以上。EV用電池の生産技術を持つ複数の外国企業と提携交渉を進め、年内に詳細をまとめる。

　EV用電池の生産事業で既にタイ投資委員会（BOI）の認可を得ており、バンコク東郊サムットプラカン県に工場を設ける計画。高エネルギー密度電池などを生産し、自社で使用するほか、特定の電池を必要とする商用EV向けのニッチ市場を開拓する。

　EVTは1995年設立。国内初の電気バスメーカーとされ、サムットプラカン県に工場を構える。病院や大学などで電気バスによる職員送迎サービスも提供している。


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