ニュース 2024/12/09 20:51
シンガポール:証書付き再エネ電力を初輸入、マレーシアから50MW
電力 貿易 シンガポール マレーシア
シンガポール政府系複合企業のセムコープ・インダストリーズは9日、マレーシアから再生可能エネルギー電力を輸入することで同国の国営電力テナガ・ナショナル(TNB)と契約を交わした。既存の送電網を使って50メガワット(MW)分の輸入を今月中に開始する。シンガポールで初の再生可能エネルギー証書(REC)付き電力の輸入になるという。
東南アジア諸国連合(ASEAN)の国際送電網構想「ASEANパワーグリッド(APG)」の一環として、傘下のセムコープ・パワーが2年契約で電力を輸入する。同社は今年6月、越境再エネ電力取引の「マレーシア・エネルギー取引所(ENEGEM)」で行われた入札に参加し、マレー半島部で生産される太陽光発電と水力発電の電力50MWを落札していた。
両国間の送電容量は1000MW。うち300MWが再エネ電力用に割り当てられている。他に関連各国の政府間で合意された「ラオス・タイ・マレーシア・シンガポール電力統合事業(LTMS-PIP)」でも使われている。
内容についてのお問い合わせは<info@ashuir.com>まで。
東南アジア諸国連合(ASEAN)の国際送電網構想「ASEANパワーグリッド(APG)」の一環として、傘下のセムコープ・パワーが2年契約で電力を輸入する。同社は今年6月、越境再エネ電力取引の「マレーシア・エネルギー取引所(ENEGEM)」で行われた入札に参加し、マレー半島部で生産される太陽光発電と水力発電の電力50MWを落札していた。
両国間の送電容量は1000MW。うち300MWが再エネ電力用に割り当てられている。他に関連各国の政府間で合意された「ラオス・タイ・マレーシア・シンガポール電力統合事業(LTMS-PIP)」でも使われている。
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