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  ニュース     2021/01/31 20:52

シンガポール:昨年の外国直接投資は37%減、UNCTAD統計 無料記事

 国連貿易開発会議(UNCTAD)がまとめた投資統計によると、昨年のシンガポールへの外国からの直接投資(FDI)は580億米ドルで前年より37%減少した。

 世界全体でもFDIは42%減の8590億米ドルと急減し、米国発の金融危機があった2009年の額をさらに30%下回った。

 東南アジアへのFDIは31%減の1070億米ドルで、対マレーシアが68%減の25億米ドルと最大の減少幅だった。タイ、インドネシア、ベトナムへの投資も減少したが、対フィリピンは29%増の64億米ドルと気を吐いた。

 シンガポールへの投資は第3四半期に上向いており、東南アジアへのFDIは回復する可能性もあるという。

 全体で、工業先進国へのFDIは69%減の2290億米ドルと25年ぶりの低水準だった。途上国へのFDIは12%減の6160億米ドルと減少幅が小さかった。

 対欧州はマイナス40億米ドル。欧州連合へのFDIは3分の1に減少した。英国への投資はゼロだった。

 国別で対米FDIは49%減の1340億米ドル、対中は4%増の1630億米ドルで、中国が世界最大のFDI受け入れ国になった。

(提供:AsiaX http://www.asiax.biz


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