ニュース 2021/02/09 20:59
シンガポール:20年の世帯月収2.5%減、11年ぶりマイナス
経済・統計 シンガポール
【亜州ビジネス編集部】シンガポール統計局が8日発表した家計調査によると、2020年の世帯月収(中央値)は9189シンガポールドル(約72万5000円)だった。新型コロナウイルス流行の影響を受け、前年比では名目で2.5%減、物価の変動を除いた実質で2.4%減。名目・実質とも前年割れはリーマンショック後の09年以来となる。
世帯構成員1人当たりの月収は、名目で1.3%減、実質で1.2%減の2886シンガポールドル。5年前の15年と比較した場合の実質伸び率は、世帯月収が5.2%(年率1.0%)、構成員1人当たりの月収が14.6%(同2.8%)となる。
所得格差を示すジニ係数は0.452と、前年から横ばい。政府の社会保障や税制を考慮した所得再分配を考慮した場合は0.375だった。ジニ計数は0〜1の間の値を取り、0に近いほど格差が小さいことを示す。
内容についてのお問い合わせは<info@ashuir.com>まで。
世帯構成員1人当たりの月収は、名目で1.3%減、実質で1.2%減の2886シンガポールドル。5年前の15年と比較した場合の実質伸び率は、世帯月収が5.2%(年率1.0%)、構成員1人当たりの月収が14.6%(同2.8%)となる。
所得格差を示すジニ係数は0.452と、前年から横ばい。政府の社会保障や税制を考慮した所得再分配を考慮した場合は0.375だった。ジニ計数は0〜1の間の値を取り、0に近いほど格差が小さいことを示す。
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