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  ニュース     2022/01/30 20:59

シンガポール:12月の失業率2.4%、就業者4.7万人増 無料記事

【亜州ビジネス編集部】人材開発省(MOM)の28日発表によると、2021年12月の失業率(速報値、季節調節済み)は2.4%だった。新型コロナウイルス流行後でピークとなった20年9月(3.5%)から低下傾向にあり、前月からは0.1ポイント改善。外国人メイドを除く就業者の数は第4四半期中に4万7400人増えた。
 12月時点の就業者数は339万6700人(外国人メイドを含むと364万3000人)だった。就業者数はサービス業で2万3900人増、建設業で1万5800人増、製造業で7000人増とそろって拡大。製造業の増加は8四半期ぶりとなった。
 失業率はシンガポール人と永住権(PR)保持者に限ると3.2%で、前月から横ばい。シンガポール人限定では3.4となり、前月を0.1ポイント下回った。
 全体の失業率は新型コロナの影響が出始めた20年3月に2.5%、6月に2.8%と上昇し、9月の3.5%は04年6月以来の高水準となった。その後は低下傾向にあり、21年の年間平均は2.6%と、前年の3.0%から改善した。ただ、新型コロナ流行前の19年の2.3%を依然として上回っている。


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