【亜州ビジネス編集部】呼吸補助機メーカーの豪レスメドは、西部トゥアスに建設した新工場を開所したと発表した。既存工場の2倍以上に上る規模で、アジア太平洋地域への出荷を強化する。
　新工場の敷地面積は2万5000平方メートル。1000人を雇用し、睡眠時無呼吸症候群向けの呼吸補助機を増産する。製品はスマートフォンアプリと連動して睡眠中の呼吸を監視できる最新型という。
　同社は豪州から140カ国に進出。シンガポールでは10年以上にわたり工場を操業している。過去12カ月に同社の機器を使用することで改善が見られた患者は世界で1億4400万人に上り、同社のクラウドサービスに連携可能な機器は1850万個に上っている。
　なお睡眠時無呼吸症候群の潜在患者数は世界で9億3600万人、シンガポールで230万人とされる。


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