【亜州ビジネス編集部】スイスの製薬メーカーであるガルデラマは、シンガポールに工場進出する。アジア太平洋事業を強化する戦略の一環で、同社にとって世界で5カ所目、アジアでは初の工場となる。
　工場の建設場所や投資額など詳細は明らかにしていないが、稼働することによりグループの年産能力を最大3億5000万個押し上げるとしている。
　同社はニキビ薬「ベンザック」や敏感肌用スキンケア商品「セタフィル」など多くのブランドを持つ。現在は工場をカナダとスウェーデン、フランス、ブラジルで操業し、1600人以上を雇用。90カ国で年2億8000万個を販売している。


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