ニュース 2023/02/05 21:59
シンガポール:12月の小売売上高7%増、10カ月連続プラス
経済・統計 小売売上高 シンガポール
【亜州ビジネス編集部】シンガポール統計局が3日発表した2022年12月の小売業売上高指数(名目、17年=100)は120.3となり、前年同月比で7.4%上昇した。前年同月を上回るのは10カ月連続で、前月(6.5%上昇)から伸びが加速。新型コロナウイルス禍から消費が回復する中、指数は過去最高を更新した(これまでの最高は17年12月の119.4)。
14業種のうち9業種がプラスだった。新型コロナ禍で一時落ち込んでいた食品・アルコール飲料(37.4%上昇)や衣類・履物(23.0%上昇)、時計・宝石(19.9%上昇)などが大きく上昇。また、コンピューター・通信機器(0.3%上昇)は2カ月ぶりにプラスを回復した。一方、車両購入権(COE)発行枠の減少に伴い、自動車(10.3%低下)は18カ月連続で前年割れ。また、給油所(6.8%低下)は21年1月以来、1年11カ月ぶりの下落に転じた。
12月の小売売上高(推計)は前年同月比7.4%増の46億9100万シンガポールドル(約4600億円)。うちネット通販が占める割合は12.9%となり、前月から2.1ポイント低下した。食品飲料サービス売上高(推計)は13.9%増の10億2300万シンガポールドルで、初めて10億シンガポールドルを上回った。
内容についてのお問い合わせは<info@ashuir.com>まで。
14業種のうち9業種がプラスだった。新型コロナ禍で一時落ち込んでいた食品・アルコール飲料(37.4%上昇)や衣類・履物(23.0%上昇)、時計・宝石(19.9%上昇)などが大きく上昇。また、コンピューター・通信機器(0.3%上昇)は2カ月ぶりにプラスを回復した。一方、車両購入権(COE)発行枠の減少に伴い、自動車(10.3%低下)は18カ月連続で前年割れ。また、給油所(6.8%低下)は21年1月以来、1年11カ月ぶりの下落に転じた。
12月の小売売上高(推計)は前年同月比7.4%増の46億9100万シンガポールドル(約4600億円)。うちネット通販が占める割合は12.9%となり、前月から2.1ポイント低下した。食品飲料サービス売上高(推計)は13.9%増の10億2300万シンガポールドルで、初めて10億シンガポールドルを上回った。
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