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  ニュース     2022/02/14 20:58

シンガポール:小型車の新車購入権、15年以来の6万Sドル超え 無料記事

【亜州ビジネス編集部】2月9日、新しい削減枠の下での最初の入札で、新車購入権(COE)価格がすべてのカテゴリーで上昇した。
 Aカテゴリー(排気量1.6リットル以下で出力130馬力以下の乗用車)COEは6万761シンガポールドル(約523万円)に達し、前回の入札から4.9%上昇した。このカテゴリーのCOEが6万シンガポールドルを突破したのは、2015年6月以来のことである。
 割合で見ると、最も大きく動いたのは大型車向けのカテゴリーで、5%増の8万6102シンガポールドルで終了した。
 オープンカテゴリーのCOEプレミアムは3.7%上昇し、8万7000シンガポールドルとなった。
 モータートレーダーは、前回の入札から3週間が経過していることから、この上昇を予想していたという。つまり、トレーダーが注文を積み重ねる時間があったということだ。
 一部の例外を除き、COEの入札は通常2週間間隔で行われる。
 入札可能なCOEの数は、3カ月ごとに更新される。この数字は、主に登録抹消される自動車の台数によって変動する。
 2〜4月期の総受入枠は、5つのカテゴリーで1万452で、11月から1月までの期間に比べ、1.3%減少している。
 マツダの販売・商品本部長であるデビッド・シュイ氏は、COE価格の上昇を説明する一つの要因として、全体的な割り当ての減少を挙げている。
 Kah Motorsのジェネラルマネージャー、ニコラス・ウォン氏は、今回の入札ではBカテゴリー(排気量1.6リットル以上か出力130馬力以上の乗用車)のCOEが和らぐと予想しているという。
 オープンカテゴリーCOEは、前回の3カ月間より多く取得できるようになった。このタイプのCOEは、二輪車を除くすべての車種に使用できるが、大型車に使用される傾向がある。
 今後、COEのオープンカテゴリーは軟化するが、COE全体の供給量がまだ少ないことを考えると、それほどでもないと予想しているという。
 商用車COEも2.3%上昇し、4万4001シンガポールドルを記録した。前回の入札で過去最高の1万シンガポールドルを記録した二輪車COEは、今回は10シンガポールドル上昇した。
(提供:AsiaX http://www.asiax.biz


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