【亜州ビジネス編集部】シンガポールの半導体検査装置メーカー、AEMホールディングスは16日、同国とマレーシア、米国で事業を拡大すると発表した。マレーシアと米国に新たな工場を設けて9月までに稼働させるほか、3カ国で研究開発（R&D）能力を強化する計画。3カ国合計で工場の生産面積を2倍に拡大し、新たに300人以上を雇用する。
　マレーシアではR&D施設を含む新たな生産施設をペナン州に設ける計画。電子産業が集まる同州で需要の取り込みを強化する。同国の従業員数は2倍に増やす。米国ではアリゾナ州とカリフォルニア州に拠点を設けて、R&Dと試作、生産を手掛ける。
　同社は現在、工場を◆シンガポール◆マレーシア（ペナン）◆インドネシア（バタム島）◆ベトナム（ホーチミン市）◆中国（江蘇省蘇州市）◆フィンランド（リエト）――の6カ国で操業している。


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