ニュース 2022/01/27 20:59
シンガポール:21年の固定資産投資31%減、電子など落ち込む
経済・統計 直接投資 シンガポール
【亜州ビジネス編集部】シンガポール経済開発庁(EDB)が26日発表した2021年の企業による固定資産投資(FAI)は、前年比31%減の117億9500万シンガポールドル(約1兆円)だった。新型コロナウイルス流行の影響で低迷。主力の電子が落ち込み、他にも化学や輸送エンジニアリング、精密エンジニアリングが前年を大きく下回った。FAIによる付加価値創出額は168億シンガポールドルに半減。雇用創出は10%減の1万7376件だった。
FAIは分野別で、最大の電子が23%減の49億8600万シンガポールドルに縮小。ただ、減少幅が比較的小さかったことから、全体に占める割合は42%に上昇した。化学は76%減の9億8000万シンガポールドルと落ち込みが大きく、全体比は8%に低下。一方でバイオ医療は2.8倍の176億9000万シンガポールドルに拡大した。国・地域別では米国が全体の67%を占めて最大。これに欧州が13%で続き、日本は2%だった。
内容についてのお問い合わせは<info@ashuir.com>まで。
FAIは分野別で、最大の電子が23%減の49億8600万シンガポールドルに縮小。ただ、減少幅が比較的小さかったことから、全体に占める割合は42%に上昇した。化学は76%減の9億8000万シンガポールドルと落ち込みが大きく、全体比は8%に低下。一方でバイオ医療は2.8倍の176億9000万シンガポールドルに拡大した。国・地域別では米国が全体の67%を占めて最大。これに欧州が13%で続き、日本は2%だった。
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