ニュース 2023/03/08 20:59
シンガポール:ソフト開発人材の給与が上昇、AI注目で
経済・統計 IT 労働 シンガポール
【亜州ビジネス編集部】シンガポールでソフトウエアエンジニアの平均給与が上がっている。テック人材の仲介を手掛けるノードフレアによると、2022年の平均給与は前年から7.6%上昇し、過去最高を更新。22年11月にAI(人工知能)チャットボット「チャットGPT」が公開されて注目を集めたことでAI関連の求人が増え、ソフト系エンジニア全体の給与水準を押し上げている。ストレーツ・タイムズが7日付で伝えた。
携帯通信やブロックチェーン(分散型台帳)、データ関連のエンジニアの給与も大きく上昇しており、全体を押し上げた。シンガポールでは、ソフト系エンジニアの基本給はジュニアレベルで5000シンガポールドル(約50万円)。シニアレベルでは8000シンガポールドル、マネジャーでは1万3750シンガポールドルに上っており、インドの約7倍となっている。
ノードフレアによると、米マイクロソフトが出資するオープンAIがチャットGPTを公開して以降、米テスラやメタなどもAI開発の人材を集めており、給与水準が上がっている。数年前に多くの企業が仮想通貨やブロックチェーンで求人を増やした状況に似ているとしている。
内容についてのお問い合わせは<info@ashuir.com>まで。
携帯通信やブロックチェーン(分散型台帳)、データ関連のエンジニアの給与も大きく上昇しており、全体を押し上げた。シンガポールでは、ソフト系エンジニアの基本給はジュニアレベルで5000シンガポールドル(約50万円)。シニアレベルでは8000シンガポールドル、マネジャーでは1万3750シンガポールドルに上っており、インドの約7倍となっている。
ノードフレアによると、米マイクロソフトが出資するオープンAIがチャットGPTを公開して以降、米テスラやメタなどもAI開発の人材を集めており、給与水準が上がっている。数年前に多くの企業が仮想通貨やブロックチェーンで求人を増やした状況に似ているとしている。
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