【亜州ビジネス編集部】石油資源開発（JAPEX）は7月29日、国営石油ペトロナスと共同で実施する、二酸化炭素（CO2）を回収して地下に圧入・貯留する「CCS技術」に関する調査について、日揮グローバルと川崎汽船が新たに参加すると発表した。日本企業3社が協力し、マレーシアを含むアジアでCO2実質排出量の削減に貢献する。
　事業では、サラワク州ビントゥルにあるペトロナスのLNG基地からのCO2回収・輸送に加え、マレーシア国外からのCO2受け入れの可能性も含めて調査する。最適な貯留方法などの地中貯留技術や、最適な回収・輸送方法、地中貯留したCO2の監視手法などの評価も行う。


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