ニュース 2021/03/11 20:55
シンガポール:2月の中古コンドミニアム価格、7カ月連続で上昇
経済・統計 不動産 シンガポール
シンガポールの中古コンドミニアム市場は2月も活況を維持した。不動産サイトSRXによると、平均売買価格は前月比1%の上昇で、7カ月連続の上昇だった。前年同月比では4.4%の値上がりだ。
売買戸数は1399戸で前月より0.4%増加した。1000戸超の取引はこれで8カ月連続となった。前年同月比では126%の増加だった。
不動産仲介オレンジティー・アンド・ティエのスン氏によると、春節の祝祭がある月は売買が減少するのが常で、新築コンドミニアムの取引は減少しており、中古物件の取引増は予想外だという。
パンデミックにもかかわらず不動産デベロッパーが新築コンドミニアムの価格を下げず、値上げも散見されており、中古物件に目を転じた購入予定者が増えているという。
ERAリアルティーによると、新築コンドミニアムの値付けが比較的高めで、周辺の中古物件の価格にも影響した。
スン氏によれば、新築と中古コンドミニアムではまだ価格差は大きく、今後も中古コンドミニアムは値上がりの余地がある。
2月の最高額取引はパターソン・ヒルの物件で2500万シンガポールドル(約20億円)。中心部周辺ではタンジョン・ルーの物件が510万シンガポールドル、郊外ではセント・パトリック・ロードの住宅が270万シンガポールドルで売買された。
(提供:AsiaX http://www.asiax.biz)
内容についてのお問い合わせは<info@ashuir.com>まで。
売買戸数は1399戸で前月より0.4%増加した。1000戸超の取引はこれで8カ月連続となった。前年同月比では126%の増加だった。
不動産仲介オレンジティー・アンド・ティエのスン氏によると、春節の祝祭がある月は売買が減少するのが常で、新築コンドミニアムの取引は減少しており、中古物件の取引増は予想外だという。
パンデミックにもかかわらず不動産デベロッパーが新築コンドミニアムの価格を下げず、値上げも散見されており、中古物件に目を転じた購入予定者が増えているという。
ERAリアルティーによると、新築コンドミニアムの値付けが比較的高めで、周辺の中古物件の価格にも影響した。
スン氏によれば、新築と中古コンドミニアムではまだ価格差は大きく、今後も中古コンドミニアムは値上がりの余地がある。
2月の最高額取引はパターソン・ヒルの物件で2500万シンガポールドル(約20億円)。中心部周辺ではタンジョン・ルーの物件が510万シンガポールドル、郊外ではセント・パトリック・ロードの住宅が270万シンガポールドルで売買された。
(提供:AsiaX http://www.asiax.biz)
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