ニュース 2021/07/26 20:59
シンガポール:6月のインフレ率2.4%、通年予測を引き上げ 
経済・統計 インフレ率 シンガポール
品目別では民間道路輸送(14.9%)の上昇率が前月を上回り、13年3月以降で最高。これに含まれる車両燃料(22.7%)と自動車(17.4%)、バイク(32.5%)はいずれも伸びが加速した。車両燃料と自動車は前年同月に落ち込んだ反動があったが、バイクは19年11月以降、プラスが続いている。民間道路輸送(14.9%)と家賃など住居(1.1%)を除くコア指数は0.6%となり、前月(0.8%)から減速した。
CPIは4月以降に3カ月連続で2.0%を上回って推移。シンガポール金融管理局(MAS)と貿易産業省は、年間のCPI上昇率予測を前月時点の0.5〜1.5%から1.0〜2.0%に引き上げた。需要増を背景に民間道路輸送と住居の上昇が続くとみており、これらを除くコア指数の年間予測は0.0〜1.0%に据え置いている。一方、今後の動向については、原油の増産などが価格上昇を抑制する要因になると指摘。下半期はベース効果が薄れることもあって、インフレが緩和するとの見方を示した。
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