ニュース 2021/06/06 20:58
シンガポール:4月の小売売上高54%増、コロナの反動で急伸
経済・統計 小売売上高 シンガポール
【亜州ビジネス編集部】シンガポール統計局が4日発表した2021年4月の小売業売上高指数(名目、17年=100)は85.2となり、前年同月比で54.0%上昇した。指数の上昇は3カ月連続。前年同月は新型コロナウイルス対策で一部を除く店舗・施設が閉鎖され、大幅に下落していたため、反動で高い伸びとなった。ただ、季節調整済みの前月比では1.3%低下している。
14業種のうち12業種が前年同月比でプラスだった。うち時計・宝石(646.8%上昇)や衣類・履物(442.6%上昇)、自動車(261.3%上昇)など8業種は3桁の上昇。いずれも前年同月は大きく落ち込んでいた。一方、マイナスの2業種は、前年同月に営業を認められていたスーパーマーケット・ハイパーマーケット(30.2%下落)とミニマート・コンビニエンスストア(16.8%下落)で、共に2カ月連続の前年割れとなった。
4月の小売売上高(推計)は54.0%増の33億1700万シンガポールドル(約2750億円)。うちネット通販が占める割合は11.2%と、前月から低下した。食品飲料サービス売上高(推計)は73.3%増の6億9300万シンガポールドルだった。
内容についてのお問い合わせは<info@ashuir.com>まで。
14業種のうち12業種が前年同月比でプラスだった。うち時計・宝石(646.8%上昇)や衣類・履物(442.6%上昇)、自動車(261.3%上昇)など8業種は3桁の上昇。いずれも前年同月は大きく落ち込んでいた。一方、マイナスの2業種は、前年同月に営業を認められていたスーパーマーケット・ハイパーマーケット(30.2%下落)とミニマート・コンビニエンスストア(16.8%下落)で、共に2カ月連続の前年割れとなった。
4月の小売売上高(推計)は54.0%増の33億1700万シンガポールドル(約2750億円)。うちネット通販が占める割合は11.2%と、前月から低下した。食品飲料サービス売上高(推計)は73.3%増の6億9300万シンガポールドルだった。
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