財務省と商工省は14日、ガソリンなど燃料の小売価格の上限を引き下げた。原油価格の下落を受けたもので、引き下げは今年3度目となる。ベトナムプラスが14日付で伝えた。

　ガソリンにバイオエタノールを5％配合したバイオ燃料「E5RON92」の上限価格は4.0％引き下げられ、1万8503ドン（約87円）となった。オクタン価95ガソリンは3.7％引き下げられ、1万9380ドン。また、軽油は6.0％下げて1万5175ドン、灯油は7.4％下げて1万3954ドンとなった。

　燃料小売価格の上限は財務省と商工省が原油相場に応じて15日ごとに調整。またインフレを抑えるため、石油価格安定化基金から拠出する燃料補助金も調整している。両省は今回、燃料価格を下げたうえで、E5RON92に1リットル当たり100ドン、RON95に600ドン、また軽油と灯油に700ドンの補助金を充てることを決めている。


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