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  ニュース     2021/01/28 21:41

シンガポール:12月の失業率3.2%に改善、就業者1.3万人減 無料記事

【亜州ビジネス編集部】人材開発省(MOM)の28日発表によると、2020年12月の失業率(速報値、季節調節済み)は3.2%だった。新型コロナウイルス流行の影響で年初から上昇が続いていたものの、3カ月前の3.6%を下回って1年ぶりに上昇が止まった。第4四半期中の外国人メイドを除く就業者の減少数は1万3500人にとどまり、前四半期の2万9100人を下回った。

 就業者数はサービス業で1万3300人増と、2四半期連続のプラス。一方、製造業は1万1000人減、建設業は1万5800人減となり、いずれも4四半期連続で落ち込んだ。12月時点の就業者数は335万300人。外国人メイドを含むと359万7700人だった。

 失業率はシンガポール人と永住権(PR)保持者に限ると4.4%、シンガポール人限定では4.5%。ともに9月から低下した。

 全体の失業率は09年9月に一時3.3%まで上昇した後、10年3月〜19年6月は1.8〜2.2%の範囲で推移。19年9月と12月は2.3%、20年3月は2.4%、6月は2.8%に上昇し、9月の3.6%は04年6月以来の高水準だった。


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