ニュース 2023/04/26 21:53
シンガポール:3月の工業生産4%減、電子の落ち込み続く
経済・統計 工業生産 シンガポール
【亜州ビジネス編集部】シンガポール経済開発庁(EDB)が26日発表した2023年3月の鉱工業生産指数(19年=100)は128.5となり、前年同月比で4.2%低下した。前年同月を下回るのは6カ月連続。主力の電子(8.0%低下)が引き続き落ち込んだ。季節調整済みの前月比では9.3%上昇した。
6分野のうちバイオ医療(前年同月比7.0%上昇)と輸送エンジニアリング(23.5%上昇)を除く4分野がマイナス。電子は需要減退が影響し、半導体(6.4%低下)が5カ月連続の前年割れとなったほか、コンピューター周辺機器・データ記憶装置(25.2%低下)が大きく下落した。電子全体では3カ月連続のマイナスとなる。
ほか、精密エンジニアリング(7.1%低下)は半導体後工程向けの設備や冷凍冷蔵・空調設備の生産が縮小。化学(11.8%低下)は航空燃料の生産が拡大したものの、鉱物油や食品添加物の落ち込みが続いている。
一方、輸送エンジニアリング(23.6%上昇)は新型コロナウイルス禍からの回復で前月に続く20%台の上昇。海上石油・ガス開発向け設備や航空関連の伸びが大きかった。
内容についてのお問い合わせは<info@ashuir.com>まで。
6分野のうちバイオ医療(前年同月比7.0%上昇)と輸送エンジニアリング(23.5%上昇)を除く4分野がマイナス。電子は需要減退が影響し、半導体(6.4%低下)が5カ月連続の前年割れとなったほか、コンピューター周辺機器・データ記憶装置(25.2%低下)が大きく下落した。電子全体では3カ月連続のマイナスとなる。
ほか、精密エンジニアリング(7.1%低下)は半導体後工程向けの設備や冷凍冷蔵・空調設備の生産が縮小。化学(11.8%低下)は航空燃料の生産が拡大したものの、鉱物油や食品添加物の落ち込みが続いている。
一方、輸送エンジニアリング(23.6%上昇)は新型コロナウイルス禍からの回復で前月に続く20%台の上昇。海上石油・ガス開発向け設備や航空関連の伸びが大きかった。
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