カンボジア工業手芸省によれば、2019年の縫製品・履物・旅行用品の輸出額は93億5000万米ドルで、前年から11％増加した。クメールタイムズが18日付で伝えた。
　同省が17日発表した年次報告書に記載したもので、この産業では1069カ所の工場が操業。うち823カ所が縫製品、132カ所が履物、114カ所が旅行用品を製造し、合計で92万3313人が働いている。
　カンボジア縫製品製造協会（GMAC）によれば、同国の物品輸出の75％を縫製品・旅行用品が占める。欧州連合（EU）向けに至っては、その割合が90％に上るとしている。
　チャム・プラシド工業手芸相は、さらなる投資を呼び込むため尽力しているとコメント。一方でカンボジア商工会議所の関係者は、輸出先ではカンボジア製品の需要が高まっていると話している。


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