ニュース 2021/01/25 21:57
シンガポール:12月の消費者物価は横ばい、コア指数は低下続く
経済・統計 インフレ率 シンガポール
【亜州ビジネス編集部】シンガポール統計局が25日発表した2020年12月の消費者物価指数(CPI)上昇率は、前年同月比で0.02%と、ほぼ横ばいだった。3月(マイナス0.04%)以降に前年割れが続き、プラスとなるのは10カ月ぶり。自動車価格の上昇で民間道路輸送(1.2%)が10カ月ぶりのプラスに転じた。同項目と住居(0.3%)を除くコア指数はマイナス0.3%と、前月(マイナス0.1%)から下げ幅が拡大した。
項目別では食品(1.6%)や通信(0.7%)もプラス。一方、衣類・履物(マイナス4.1%)や娯楽・文化(マイナス2.2%)は前年割れだった。
年間の上昇率(前年比)は、CPI全体、コア指数ともマイナス0.2%。MASと貿易産業省が予測したマイナス0.5〜0.0%の範囲に収まった。MASなどは21年第1四半期について、原油価格が上昇する一方、労働市況の悪化が賃金上昇を抑える要因になると指摘。年間の上昇率予測はCPI全体がマイナス0.5〜プラス0.5%、コア指数が0.0〜プラス1.0%とし、前月から据え置いた。
内容についてのお問い合わせは<info@ashuir.com>まで。
項目別では食品(1.6%)や通信(0.7%)もプラス。一方、衣類・履物(マイナス4.1%)や娯楽・文化(マイナス2.2%)は前年割れだった。
年間の上昇率(前年比)は、CPI全体、コア指数ともマイナス0.2%。MASと貿易産業省が予測したマイナス0.5〜0.0%の範囲に収まった。MASなどは21年第1四半期について、原油価格が上昇する一方、労働市況の悪化が賃金上昇を抑える要因になると指摘。年間の上昇率予測はCPI全体がマイナス0.5〜プラス0.5%、コア指数が0.0〜プラス1.0%とし、前月から据え置いた。
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