【亜州ビジネス編集部】11月17日に行われた最新の入札で、カテゴリーAの価格が5年以上ぶりの高値となるなど、新車購入権（COE）プレミアムはまちまちの結果となった。

　カテゴリーA（排気量1.6リットル以下で出力130馬力以下の乗用車）の最新のプレミアムは5万5001シンガポールドル（約464万円）で終了し、前回の入札での5万3709シンガポールドルから2.4％上昇した。これは、2016年6月以来の高い終値だという。

　カテゴリーB（排気量1.6リットル以上か出力130馬力以上の乗用車）の大型車やパワフルな車のプレミアムは、8万2801シンガポールドルから7万9601シンガポールドルに下がった。

　商用車（貨物自動車およびバスを含む）のCOEは、前回の4万2001シンガポールドルから4万3502シンガポールドルに上昇した。

　オートバイは、前回と変わらず9381シンガポールドルで終了した。

　オープンカテゴリーのCOEは、車種を問わずに使用できるが、最終的には主に大型車に使用される。前回の8万8000シンガポールドルから8万6001シンガポールドルに低下した。

　合計2477件の入札があり、1798件のCOEが割り当てられた。

　COEのプレミアムは上昇傾向にあり、10月20日にはカテゴリーBとオープンカテゴリーの価格が8万シンガポールドルを超えた。

　2021年11月から2022年1月までのCOE枠は1万590件となり、ここ7年以上で最低となった。

　シンガポール陸運局（LTA）は先月、土地の制約や競合するニーズがある中で、シンガポールの車両数が100万台に近づく中、2025年1月31日まで自動車増加率をゼロに維持すると発表している。

（提供：AsiaX　http://www.asiax.biz）


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