ニュース 2022/09/04 21:59
シンガポール:GDP成長率予測、3.5%に下方修正=金融庁調査
経済・統計 GDP シンガポール
【亜州ビジネス編集部】シンガポール金融管理庁(MAS)が発表した2022年9月版の民間エコノミスト調査によると、22年の実質国内総生産(GDP)成長率の予測(中央値)は前年比3.5%だった。前回調査(22年6月)から0.3ポイント下がった。
今回のアンケート調査はエコノミストとアナリストの26人を対象に5月25日に送付。21人から回答を得た。成長率予測は全産業でプラスとなり、最も伸びが高いのは宿泊・外食サービスの13.8%。これに製造業が5.5%、建設業が4.6%、金融・保険業が2.5%、卸小売りが2.3%で続いた。ただ建設業は前回調査の5.9%から、卸小売りは3.0%からそれぞれ下がった。一方、宿泊・外食サービスは7.1%から、製造業は4.6%からそれぞれ上がっている。
22年の予測はほか、◆輸出額(石油と再輸出を除くNODX)伸び率=7.3%(前回6.3%)◆個人消費伸び率=8.9%(同6.6%)◆インフレ率=5.7%(5.0%)◆失業率=2.0%(2.1%)――などだった。
なお貿易産業省によると、21年のGDP成長率は前年比7.6%だった。22年第1四半期は前年同期比3.7%で、第2四半期は4.4%に加速したものの、エコノミスト予想の4.8%を下回った。23年の成長率予想は2.8%となっている。
内容についてのお問い合わせは<info@ashuir.com>まで。
今回のアンケート調査はエコノミストとアナリストの26人を対象に5月25日に送付。21人から回答を得た。成長率予測は全産業でプラスとなり、最も伸びが高いのは宿泊・外食サービスの13.8%。これに製造業が5.5%、建設業が4.6%、金融・保険業が2.5%、卸小売りが2.3%で続いた。ただ建設業は前回調査の5.9%から、卸小売りは3.0%からそれぞれ下がった。一方、宿泊・外食サービスは7.1%から、製造業は4.6%からそれぞれ上がっている。
22年の予測はほか、◆輸出額(石油と再輸出を除くNODX)伸び率=7.3%(前回6.3%)◆個人消費伸び率=8.9%(同6.6%)◆インフレ率=5.7%(5.0%)◆失業率=2.0%(2.1%)――などだった。
なお貿易産業省によると、21年のGDP成長率は前年比7.6%だった。22年第1四半期は前年同期比3.7%で、第2四半期は4.4%に加速したものの、エコノミスト予想の4.8%を下回った。23年の成長率予想は2.8%となっている。
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