【亜州ビジネス編集部】スイスの半導体大手STマイクロエレクトロニクスは7日、電気自動車（EV）や産業機器向けの炭化ケイ素（SiC）パワー半導体の研究開発（R&D）で、シンガポールの科学技術研究庁（A*STAR）と協力すると発表した。さまざまな企業と連携してR&Dを行う。

　同庁傘下のマイクロエレクトロニクス研究所（IME）と提携。同国でSiCの包括的なエコシステム（生態系）の基盤を作るとしている。IMEの幹部は「このような取り組みは、高付加価値のR&D事業をシンガポールに定着させることになる」と歓迎した。


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