ニュース 2020/05/21 20:59
タイ:4月の産業景況感指数、過去11年で最低
経済・統計 タイ
タイ工業連盟(FTI)が20日発表した2020年4月の産業景況感指数(100以上が好感)は75.9となり、前月比12.1ポイント低下した。指数は3カ月連続で低下し、過去11年で最低。新型コロナウイルスの感染拡大が大きく影響した。
スパン会長は指数下落の要因として、◆新型コロナの感染防止策として実施された商業施設の閉鎖や非常事態宣言に伴う経済活動の停滞◆耐久消費財を中心とした消費減少に伴う企業の生産・投資・雇用の減少◆厳しい干ばつによる農家の所得減少――などを挙げた。業種別では衣類や宝石・宝飾品、自動車部品などで指数が低下。一方で医薬品や発電、プラスチックなどは上昇した。
3カ月後見通し指数は88.8となり、前月比7.2ポイント低下。7カ月連続で下げており、09年5月以降の約11年間で最低となった。新型コロナの感染拡大に伴う国内外の経済減速が懸念された。
指数は「良い、良くなった」と回答した企業の割合から「悪い、悪くなった」と回答した企業の割合を差し引き、100ポイントを足した値。100を上回れば「好感」とされる。今回の調査対象は製造業1102社。
内容についてのお問い合わせは<info@ashuir.com>まで。
スパン会長は指数下落の要因として、◆新型コロナの感染防止策として実施された商業施設の閉鎖や非常事態宣言に伴う経済活動の停滞◆耐久消費財を中心とした消費減少に伴う企業の生産・投資・雇用の減少◆厳しい干ばつによる農家の所得減少――などを挙げた。業種別では衣類や宝石・宝飾品、自動車部品などで指数が低下。一方で医薬品や発電、プラスチックなどは上昇した。
3カ月後見通し指数は88.8となり、前月比7.2ポイント低下。7カ月連続で下げており、09年5月以降の約11年間で最低となった。新型コロナの感染拡大に伴う国内外の経済減速が懸念された。
指数は「良い、良くなった」と回答した企業の割合から「悪い、悪くなった」と回答した企業の割合を差し引き、100ポイントを足した値。100を上回れば「好感」とされる。今回の調査対象は製造業1102社。
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