ニュース 2022/08/17 23:59
シンガポール:7月の輸出7%増に減速、電子は2桁増回復
経済・統計 貿易 シンガポール
【亜州ビジネス編集部】シンガポール企業庁が17日発表した2022年7月の輸出額(石油と再輸出を除くNODX)は、前年同月比7.0%増の177億8970万シンガポールドル(約1兆7300億円)だった。前年同月を上回るのは20カ月連続。ただ、伸び率は前月(8.5%増)から鈍化した。電子製品が2桁増を回復する一方、非電子製品の伸びが縮小した。
非電子製品(6.1%増)は2カ月連続で減速。石油化学製品(4.2%減)が前年割れに転じ、これを含む化学(3.5%増)が伸び悩んだ。一方、電子製品(10.3%増)は20カ月連続のプラスで、2カ月ぶりに2桁増を回復。電子の5割を占める集積回路(IC、18.5%増)が高い伸びを維持している。
主要国・地域への輸出額は、最大の中国向けが22.4%減と、3カ月ぶりのマイナス。電子製品、非電子製品とも2桁減だった。日本向けは13カ月ぶりのマイナスとなる15.3%減。電子製品(6.9%増)がプラスを維持したものの、非電子製品(20.6%減)が落ち込んだ。一方、欧州連合(EU)向けは22.9%増え、米国を抜いて2番目の規模となった。医薬品や特殊機械、ICがけん引した。米国向けは10.9%増だった。
内容についてのお問い合わせは<info@ashuir.com>まで。
非電子製品(6.1%増)は2カ月連続で減速。石油化学製品(4.2%減)が前年割れに転じ、これを含む化学(3.5%増)が伸び悩んだ。一方、電子製品(10.3%増)は20カ月連続のプラスで、2カ月ぶりに2桁増を回復。電子の5割を占める集積回路(IC、18.5%増)が高い伸びを維持している。
主要国・地域への輸出額は、最大の中国向けが22.4%減と、3カ月ぶりのマイナス。電子製品、非電子製品とも2桁減だった。日本向けは13カ月ぶりのマイナスとなる15.3%減。電子製品(6.9%増)がプラスを維持したものの、非電子製品(20.6%減)が落ち込んだ。一方、欧州連合(EU)向けは22.9%増え、米国を抜いて2番目の規模となった。医薬品や特殊機械、ICがけん引した。米国向けは10.9%増だった。
内容についてのお問い合わせは<info@ashuir.com>まで。