ニュース 2021/07/18 23:59
シンガポール:6月の輸出16%増、電子・医薬品など伸びる
経済・統計 貿易 シンガポール
【亜州ビジネス編集部】シンガポール企業庁が16日発表した2021年6月の輸出額(石油と再輸出を除くNODX)は、前年同月比15.9%増の162億7331万シンガポールドル(約1兆3200億円)だった。プラス成長は7カ月連続で、伸び率は前月(8.6%増)から加速。主力の電子製品が大きく伸びたほか、医薬品が3カ月ぶりのプラスに転じた。
全体の4分の1を占める電子製品(25.5%増)は7カ月連続のプラスで、輸出額は18年11月以来、2年7カ月ぶりの高水準だった。パソコン(PC)の輸出額が単月で過去4番目の規模に拡大。また、電子の約5割を占めるICは伸びが加速し、IC部品も高い伸びを維持している。非電子製品(8.1%増)では医薬品(8.1%増)がプラス転換したほか、前年同月に低迷していた石油化学製品(51.2%増)が反動で急伸した。
主要国・地域への輸出は、最大の中国向け(27.6%増)の大幅増が続く一方、2番目に大きい米国向け(10.5%減)や日本向け(22.6%減)が引き続きマイナス。中国向けは特殊機械が1.5倍に増え、医薬品も輸出額を押し上げた。
内容についてのお問い合わせは<info@ashuir.com>まで。
全体の4分の1を占める電子製品(25.5%増)は7カ月連続のプラスで、輸出額は18年11月以来、2年7カ月ぶりの高水準だった。パソコン(PC)の輸出額が単月で過去4番目の規模に拡大。また、電子の約5割を占めるICは伸びが加速し、IC部品も高い伸びを維持している。非電子製品(8.1%増)では医薬品(8.1%増)がプラス転換したほか、前年同月に低迷していた石油化学製品(51.2%増)が反動で急伸した。
主要国・地域への輸出は、最大の中国向け(27.6%増)の大幅増が続く一方、2番目に大きい米国向け(10.5%減)や日本向け(22.6%減)が引き続きマイナス。中国向けは特殊機械が1.5倍に増え、医薬品も輸出額を押し上げた。
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