ニュース 2022/11/22 20:59
シンガポール:ハイブリッド肉の開発拠点設置へ、2社が6千万ユーロ
農業・食品 シンガポール
【亜州ビジネス編集部】シンガポールの植物性代替肉メーカーであるラブハンドルと、オランダの培養肉メーカーであるミータブルは、植物性肉と培養肉を混ぜたハイブリッド肉の開発センターをシンガポールに設置する。6000万ユーロ(約87億円)を投じるもので、来年に開所する計画。世界で初めてハイブリッド肉の製造を目指す。
シンガポール経済開発庁(EDB)が後押しする案件で、環境や動物、人体に優しく、また見た目や味、栄養価で動物性と遜色ない手頃価格の代替肉の開発を目指す。向こう5年で研究員など50人を雇用する予定。2024年までにハイブリッド肉のスライスや肉団子、パテなどを開発し、25年までに小売販売を開始する。
センターには代替肉の開発に必要な最新機材を設置。外部の代替肉事業者も開発に向けて利用できるようにする。ラブハンドルのケン・クグル最高経営責任者(CEO)は、植物性肉について食感や栄養価で物足りないとの意見がある一方、培養肉は製造コストが高すぎる課題がある。これを混ぜることで新たなイノベーションが生まれると述べた。
ミータブルは2018年設立。動物肉を培養して代替肉を生産する技術を研究しており、見た目や味、食感、栄養の面から動物性と遜色ない培養肉の開発を目指している。豚については24年に培養肉の製品化を行う意向。
内容についてのお問い合わせは<info@ashuir.com>まで。
シンガポール経済開発庁(EDB)が後押しする案件で、環境や動物、人体に優しく、また見た目や味、栄養価で動物性と遜色ない手頃価格の代替肉の開発を目指す。向こう5年で研究員など50人を雇用する予定。2024年までにハイブリッド肉のスライスや肉団子、パテなどを開発し、25年までに小売販売を開始する。
センターには代替肉の開発に必要な最新機材を設置。外部の代替肉事業者も開発に向けて利用できるようにする。ラブハンドルのケン・クグル最高経営責任者(CEO)は、植物性肉について食感や栄養価で物足りないとの意見がある一方、培養肉は製造コストが高すぎる課題がある。これを混ぜることで新たなイノベーションが生まれると述べた。
ミータブルは2018年設立。動物肉を培養して代替肉を生産する技術を研究しており、見た目や味、食感、栄養の面から動物性と遜色ない培養肉の開発を目指している。豚については24年に培養肉の製品化を行う意向。
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