ニュース 2023/02/26 21:59
シンガポール:1月の工業生産3%減、電子など落ち込む
経済・統計 工業生産 シンガポール
【亜州ビジネス編集部】シンガポール経済開発庁(EDB)が24日発表した2023年1月の鉱工業生産指数(19年=100)は119.3となり、前年同月比で2.7%低下した。前年同月を下回るのは4カ月連続。主力の電子(2.9%低下)が再びマイナスに転じるなど、多くの業種で落ち込んだ。旧正月時期のズレの影響で稼働日が少なかったこともあり、季節調整済みの前月比では1.1%低下した。
6分野のうちプラス成長はバイオ医療(前年同月比23.2%上昇)と輸送エンジニアリング(4.7%上昇)のみだった。電子は半導体(1.5%低下)が3カ月連続で前年を割り込んだほか、情報通信機器・消費者電子機器(27.5%低下)が大きく下落。コンピューター周辺機器・データ記憶装置(2.6%上昇)はプラスを確保したものの、電子全体では2カ月ぶりの指数低下となった。
ほかに化学(13.0%低下)は、石油化学の需要減を背景に3カ月連続で2桁のマイナス。精密エンジニアリング(11.1%低下)では、半導体後工程向けの設備や冷凍冷蔵・空調設備、精密金属・プラスチック部品などの生産量が落ち込んだ。一方、バイオ医療は医薬品原料や欧米向けの医療機器の生産が伸びた。
内容についてのお問い合わせは<info@ashuir.com>まで。
6分野のうちプラス成長はバイオ医療(前年同月比23.2%上昇)と輸送エンジニアリング(4.7%上昇)のみだった。電子は半導体(1.5%低下)が3カ月連続で前年を割り込んだほか、情報通信機器・消費者電子機器(27.5%低下)が大きく下落。コンピューター周辺機器・データ記憶装置(2.6%上昇)はプラスを確保したものの、電子全体では2カ月ぶりの指数低下となった。
ほかに化学(13.0%低下)は、石油化学の需要減を背景に3カ月連続で2桁のマイナス。精密エンジニアリング(11.1%低下)では、半導体後工程向けの設備や冷凍冷蔵・空調設備、精密金属・プラスチック部品などの生産量が落ち込んだ。一方、バイオ医療は医薬品原料や欧米向けの医療機器の生産が伸びた。
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