【亜州ビジネス編集部】エンジニアリングや家電・自動車部品生産などを手がけるGSSエナジーは、マカオの建設会社MECOMパワー・アンド・コンストラクション（澳能建設）と、東南アジアでの電動車事業で提携すると発表した。GSSが手掛ける電動バイク事業とMECOMの電気自動車（EV）充電器事業のノウハウや販売網を持ち寄り、事業化を目指す。
　今月初めに覚書に調印した。シンガポールやタイ、インドネシア、マレーシアで、EVのほかEV充電、EV用電池パックの設計・生産・販売に協力して取り組む。また、GSSの子会社ギケン・モビリティーが取り扱うイタリアの電動バイクブランド「Iso」のマカオ・香港周辺地域での販売でも協力する。
　MECOMはマカオの住宅、商業施設などでEV充電器の設置事業を展開。ポルトガルのエネルギー・エンジニアリング大手エファセックの充電器を取り扱っている。


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