ニュース 2021/10/05 20:59
シンガポール:8月の小売売上高2.8%減、7カ月ぶり前年割れ
経済・統計 小売売上高 シンガポール
【亜州ビジネス編集部】シンガポール統計局が5日発表した2021年8月の小売業売上高指数(名目、17年=100)は86.3となり、前年同月比で2.8%下落した。前年割れは7カ月ぶり。車両購入権(COE)の発行枠が少なかったことで自動車(17.5%下落)の販売が落ち込んだ。全体の指数は季節調整済みの前月比で1.2%の下落だった。
14業種のうち9業種が前年同月比でマイナス。下落幅は自動車が最大で、ほかに眼鏡・書籍(9.6%下落)や百貨店(8.5%下落)も低調だった。一方、原油の値上がりを受けて給油所(23.7%上昇)が急伸。また、スーパーマーケット・ハイパーマーケット(4.6%上昇)は前月から伸びが加速した。
8月の小売売上高(推計)は前年同月比2.8%減の33億5800万シンガポールドル(約2750億円)。うちネット通販が占める割合は14.1%となり、前月から上昇した。一方、新型コロナウイルス対策の店内飲食規制が強化されたことで、食品飲料サービス売上高(推計)は6.7%減の6億2800万シンガポールドルと落ち込んだ。
内容についてのお問い合わせは<info@ashuir.com>まで。
14業種のうち9業種が前年同月比でマイナス。下落幅は自動車が最大で、ほかに眼鏡・書籍(9.6%下落)や百貨店(8.5%下落)も低調だった。一方、原油の値上がりを受けて給油所(23.7%上昇)が急伸。また、スーパーマーケット・ハイパーマーケット(4.6%上昇)は前月から伸びが加速した。
8月の小売売上高(推計)は前年同月比2.8%減の33億5800万シンガポールドル(約2750億円)。うちネット通販が占める割合は14.1%となり、前月から上昇した。一方、新型コロナウイルス対策の店内飲食規制が強化されたことで、食品飲料サービス売上高(推計)は6.7%減の6億2800万シンガポールドルと落ち込んだ。
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