【亜州ビジネス編集部】公共交通運営大手のSMRTコーポレーションは、傘下のタクシー会社であるストライズタクシーが同業のプレミアタクシーと合併すると発表した。社名をストライズ・プレミアとし、業界2位のタクシー会社となる。

　合併後はSMRT傘下のストライズ・ホールディングスが大株主で、プレミアタクシーの親会社であるプレミア・コーポレーションと、プレミアタクシーに昨年資本参加したBSキャピタルグループが少数株主となる。合併後も両社が抱える運転手を維持し、車両も引き継ぐ。ハイヤー契約している顧客への影響はないとしている。

　ポストコロナで海外からの訪問客が増える中、国内2位のタクシー業者として良質なサービスを提供し、ブランド力を高めたい考え。運転手にとっても、利用できる給油所や電気自動車（EV）充電所が広がるなどメリットが大きいという。


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