ニュース 2022/12/14 20:59
シンガポール:中国アリババ、ECのラザダに追加出資
インターネット 商業・サービス シンガポール
【亜州ビジネス編集部】中国の阿里巴巴集団(アリババ・グループ・ホールディング)は、傘下の東南アジア電子商取引(EC)大手ラザダ(本社:シンガポール)への出資を積み増している。5月の3億7850万米ドル、9月の9億1250万米ドルに続き、このほど3億4250万米ドルを追加出資した。ラザダの企業評価額は足元で113億米ドルまで拡大している。21世紀経済報道が13日付で伝えた。
アリババは2016年にラザダを20億米ドルで買収。これまでの累計で総額約48億米ドルを出資してきた。人口が多く平均年齢が低い東南アジアでEC市場の取り込みを図る。ラザダを介した取引数量は、過去1年間で60%の成長を記録した。年間のアクティブユーザーは21年9月時点で1億3000万人にまで拡大している。
東南アジアのEC市場ではシンガポール大手シーの「ショッピー」がラザダを上回る首位。中国系では動画投稿アプリを運営するバイトダンス(北京字節跳動科技)系の「ティックトック・ショップ」もインドネシアやタイ、ベトナム、マレーシアなどでEC市場を掘り起こしている。
内容についてのお問い合わせは<info@ashuir.com>まで。
アリババは2016年にラザダを20億米ドルで買収。これまでの累計で総額約48億米ドルを出資してきた。人口が多く平均年齢が低い東南アジアでEC市場の取り込みを図る。ラザダを介した取引数量は、過去1年間で60%の成長を記録した。年間のアクティブユーザーは21年9月時点で1億3000万人にまで拡大している。
東南アジアのEC市場ではシンガポール大手シーの「ショッピー」がラザダを上回る首位。中国系では動画投稿アプリを運営するバイトダンス(北京字節跳動科技)系の「ティックトック・ショップ」もインドネシアやタイ、ベトナム、マレーシアなどでEC市場を掘り起こしている。
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