ニュース 2021/02/28 21:58
シンガポール:1月の工業生産9%増、3カ月連続プラス
経済・統計 工業生産 シンガポール
【亜州ビジネス編集部】シンガポール経済開発庁(EDB)が2月26日発表した2021年1月の鉱工業生産指数(19年=100)は120.4となり、前年同月比で8.6%上昇した。前月(16.2%上昇)から伸びが減速したものの、3カ月連続でプラス。主力の電子(19.8%上昇)などが伸びている。
電子の上昇率は20年11〜12月の40%前後から減速したものの、半導体(23.8%上昇)のけん引で高い伸びを維持している。クラウド向けや自動車向けの生産が拡大した。電子以外では、半導体装置の増産が続いている精密エンジニアリング(15.3%上昇)も前月に続く2桁の上昇。化学(9.0%上昇)は香料や産業ガスの生産が伸びた。
一方、バイオ医療(8.6%低下)は医薬品の低迷で2カ月連続のマイナス。また、新型コロナウイルス流行に伴う移動需要の縮小などを受け、輸送エンジニアリング(19.0%低下)は20年4月以降に大幅な落ち込みが続いている。
内容についてのお問い合わせは<info@ashuir.com>まで。
電子の上昇率は20年11〜12月の40%前後から減速したものの、半導体(23.8%上昇)のけん引で高い伸びを維持している。クラウド向けや自動車向けの生産が拡大した。電子以外では、半導体装置の増産が続いている精密エンジニアリング(15.3%上昇)も前月に続く2桁の上昇。化学(9.0%上昇)は香料や産業ガスの生産が伸びた。
一方、バイオ医療(8.6%低下)は医薬品の低迷で2カ月連続のマイナス。また、新型コロナウイルス流行に伴う移動需要の縮小などを受け、輸送エンジニアリング(19.0%低下)は20年4月以降に大幅な落ち込みが続いている。
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