工業省は13日、2019年1月1日〜11月12日の新規工場の操業申請が2889件となり、閉鎖申請の1391件と比べて2倍に上ったことを明らかにした。工場の閉鎖や従業員の解雇が相次ぐニュースが広まっていたことから、国民の懸念を払しょくするため、工場の増加によって雇用が拡大していることを指摘した。13日付プーチャッカーンなどが伝えた。

　工場新設に伴う雇用創出は8万4704人、閉鎖による雇用喪失は3万5533人だった。このほか、工場の拡張申請も増加しており、人材を求める工場が多いことを指摘した。

　同省は、19年通期の工場操業・拡張申請の投資額が前年比37％増の4312億1600万バーツ（約1兆5500億円）に達すると予測。上半期は前年同期比16％増の1956億8876万バーツだった。


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